桜井誠候補の過去の発言について

東京都知事選も後半に入ったが、ここへ来て都知事選候補者の桜井誠氏の過去の発言云々がちょっとした話題になっている。

桜井候補に批判的な向きからは、過去の発言の総括をし、反省の意を表すべきという意見も出ている。

 

確かにネットにアップされているような過去の動画の言動は、日本人の感覚からすれば激しく、汚いものがある。

ただ、相手によってはそれをしなければならない場合はある。

過去に投稿した記事の中でも触れたが、中国滞在歴のある方が、向こうでは真昼間の路上で女性同士でさえ汚い言葉で口論すると驚いていた。

汚い言葉というのは敢えて日本語に訳すなら、「この臭い女性器めが!」というようなものらしいが、実際のニュアンスはもっと汚く激しいもので、日本語には相当する単語がないので正確には訳せないとのことだ。

そういう文化、文化といい難ければ、そういう習俗ないし価値観の国ということだ。これは中国だけでなく韓国・朝鮮も同様だ。幕末に日本へ来た外国人が、日本人は中国人や朝鮮人のように汚い言葉で口論しないと驚いていたとされている。

そういう習俗、価値観の国々の人間に対して、チベット、ウイグルへの侵略、通州事件に代表される日本人への虐殺、拉致、竹島侵略、約束破り、戦後の手のひら返しの三国人擾乱、今なお続く日本国内での犯罪、福祉食い物等々について、果たして穏やかに理を説いて通じるものだろうか。

 

相手への非難は強く大きく汚く激しくという習俗、価値観の人間に対しては、通じないどころか、何をしても大した事にならないと高を括らせる可能性すらある。

相手の習俗、価値観に合わせた言い方をして、ようやく相手も日本人が怒っているのだと認識できるのではないか。

 

それでも、国民の安全を預かる政府、既成政党の政治家達が毅然と中国なり韓国なり北朝鮮なりに、目に見える実効性のある形で反論、反撃しているなら、「政府はきちんと対応しているのにそこまでやるなんて、桜井誠のやり方は行き過ぎだ」と批判することもできる。

だが、実際は皆さんご存知の通り、政府、既成政党の政治家達はせいぜい遺憾砲を撃つか、下手すると中韓朝とつるんで日本人を貶め食い物にするようなことをしている。

 

そうなれば、日本政府、既存の政治家がやらないのであれば、日本人が自身でやるしかない。

政府、既存の政治家が反論、反撃しない分だけ強く、既存メディアが報じない分だけ大きく、既存の保守論客が論じない分だけ激しく。

「日本の政府や政治家達はあんなだが、我々日本人はお前達の暴悪の数々を許していない、これだけ怒り憎んでいるのだ」と、彼らの習俗、価値観でも伝わる形で、声を上げざるを得ない。

 

無論、桜井候補の心底は分からない。もしかしたら本当にただの差別意識でやっていた可能性もゼロではない。

ただ、よくネットにアップされる動画で、東京?の街中を練り歩きながら、朝鮮人を殺せ、殺してやるから出て来いと叫んでいるものがある。

動画内の彼の声を聞いていて、台本を読んでいるような感覚を覚えるのは私だけだろうか。率直に、演出でやっているのだろうなという印象を受けている。

では、その動画を見て愉快かといえば、確かに決して愉快ではない。

ただ、それが必要な場面はあるとは思っている。

 

桜井候補の過去の発言に総括と反省を求めるというのは、どういう趣旨なのか、今ひとつ分からないところはある。

習俗、価値観の違いの事は意識していないのか。あるいは、中国や韓国朝鮮の習俗、価値観が日本のそれとは異なっても、日本式で穏やかに理を説くべきだと考えているのか。

前者だとすれば、中国なり韓国・朝鮮なりの習俗、価値観にあたってみられるのがよいと思う。

ここ近年の日本国内(東京都大阪だったと記憶している)での動画で、中国人が香港独立派に対して罵詈雑言を浴びせているものがある。お前の母ちゃんを強姦してやるという内容をもっと汚くしたものらしい。多分まだネット上で視られると思う。

 

これに対して、後者、相手の習俗価値観がいかなるものであっても穏やかに理を説くべきというのであれば、それはそれで1つの考え方だ。ただ、相手が聞く耳を持たない形で批判をするのは、ただの独り言で終わる恐れがある。それでもいいのだという考え方であることもはっきり示すべきだ。

 

過去の総括と反省を言うのなら

ついでに、桜井候補に過去の発言の総括と反省を求める方々、一々数えてはいないが、保守系、自民党支持者が目立つように思える(リベラル系はひたすら差別連呼が多い)。

では、彼らは自民党にも同様の総括と反省を求めているのだろうか。

 

阪神大震災で自衛隊を出し渋り、助かったはずの2000人とも言われる人々を死へ追いやったこと。

自主憲法制定を言いながら、憲法論議の前提である有事を口にしただけの閣僚を更迭して、憲法論議自体を潰してきたこと。

拉致被害者を救出するどころか、見殺しにしようとしたこと。

慰安婦強制連行捏造で日本を、先人を貶めたこと。

徴用工も当初は「時期が違う」として強制連行自体は含みを残させようとしたこと。

教科書に近隣諸国条項を導入して中韓に都合のいい教育を子供に施したこと。

明らかな敵性国家である中国の軍拡のための多額の国民の血税を中国に垂れ流したこと。

等々。

 

上げればキリがないが、桜井候補に総括と反省を求めるなら、自民党の過去の言動に対して総括と反省を求め、しっかりとそれを目に見える形で引き出すのが先のはず。

話はそれからだ。