4月28日、入管法改正案が可決され、これにより難民申請中でも送還を可能とすることができるようになった。

この法改正に関する報道に始まったことではないのだが、入管関係の報道においては、おかしな表現が見受けられる。

「非正規滞在」という表現だ。

これを使うのは予想がつくと思うが、まず、朝日新聞。

言うまでもなく、非正規滞在なんてものはない。「不法滞在」だ。「不法」、犯罪だ。

不法、犯罪という事実を覆い隠すために非正規滞在などという珍妙な表現を使っているにすぎない。

このような動画を見ている方にとっては「また朝日が姑息なことを」といったところかもしれない。

ただ、高齢者を中心に新聞報道をそのまま受け取る国民はまだまだ多い。非正規滞在という新聞記事を見て、違法にまでは至らない何かしら問題のあるケース程度に受け取る可能性は決して低くはない。

この非正規滞在という表現は、歴とした捏造報道だ。

非正規滞在などというものはない。あるのは不法滞在という犯罪だ。

ちなみに、先ほど、これを使うのは、まず、朝日と述べたが、日本経済新聞もこの表現を使う。日経新聞はもう1つの朝日というべきメディアだと考えている。同紙についてはなかなか取り上げられないでいるが、いずれ題材にしたいと考えている。